ご利用例紹介2


 

 

今まで透析に行かれる際は病院の送迎車を使われていたのですが、足の力が弱くなり立ち上がりや歩行になどに不安を感じられ、送迎の際、身体介助が必要と判断された 利用者H様 の担当ケアマネージャー様から送迎の御相談を受けました。送迎での依頼内容としては、居宅内から乗車までの身体介助⇔移動⇔降車から病院内まで往復での身体介助が必要とのことでした。

 

 

 

 

 

送迎における注意点(特に人工透析患者様への注意点)の確認を病院の看護師様に聞き取り、ご家族様とご利用者様と面談しご希望等を確認、ケアマネージャー様に詳細を提示してからの定期送迎開始となりました。

当初朝8時40分頃に自宅にお伺い、居室内から玄関まで歩行介助。玄関で車イスに移乗いただき車まで移動介助。車イスにて乗車。病院までご案内。到着後車イスにて降車。透析室までご案内。という手順でご利用いただきました。しかし、何度かのご案内の際に車酔いに似た症状を訴えられましたので、いろいろな方法を検討しました。車イスでの移動ですと頭部の揺れが多いことと透析前後の疲労感からくる倦怠感によるものと感じられたので、助手席に乗車いただくこと・凹凸の少ない道路を選択すること。運転中はご利用者様の体調を今まで以上に見ながらご案内する。このように変更したところかなり改善いたしました。

透析終了後すぐにご帰宅いただくため、通常の終了時間をお聞きしその時間にお迎えにあがることにいたしました。ただし、人工透析治療の際、透析量が決められた量はがすことができないと時間を延長する場合があるため、延長される場合は事前に電話にて連絡をいただくことにし、透析終了後すぐにお待たせしないようにいたしました。(通常終了時間+1時間は予約を入れないように致しました。)